2019年7月1日月曜日

てんかん協会大阪支部での講演での出来事

雨の合間が蒸し暑くなってきましたね。夏が近づきつつあるのを感じます。

6月22日月曜日、てんかん協会大阪支部からのご依頼で、学校の先生や施設の支援員の方々など、専門職に向けたてんかんについての講演を行いました。講演時間がたっぷりあったのですが、講演後の質疑応答で質問をご希望の方があまりに多く、ちょっと講演時間を削っても良かったかなと思うぐらいでした。皆さん、ご自身が担当されている現場にてんかんをお持ちの方がいて、その方について具体的にどう対応したらいいだろうか?という内容がほとんどでした。お一人お一人について可能な限り状況をおうかがいしたうえでお答えしていきました。

てんかんは患者さんによって発作頻度や合併症など、病状があまりにさまざまなので、画一的な答えが難しいため、どうしても質問にお答えするにも時間がかかるため、結局終了時間を過ぎてもお答えしきれず、退出時間後に廊下で順番にお答えすることになってしまいました。最後までお待ちいただいた先生、大変だったですね。

講演会では、盛り上がったこと以外に一つ嬉しいことがありました。私の小学校の担任の先生をしてくださっていた先生がまだ現役で支援学級の先生をしておられ、講演を聞きに来てくださっていたことです。聴衆の中でにこにこしておられる先生にはすぐ気づきましたが、いらっしゃることを全然知らなかったのでびっくりしました。

先生は私以外数人を集めて夏休みに補習をしてくださいました(小学校低学年の頃は、何のために勉強するのか、また何をやっているのか全く分からず、本当に全く勉強ができませんでした・・・)相撲もよくとってくださいました。先生は小柄でしたが小学生の我々にはとても強い人に思えたものです。平和教育として広島の被爆者の方の資料をいろいろと見せてくださったり、雪が降れば授業をやめて裏の公園に雪合戦に行ったりしたことを思い出しました。「良かったよ!」と言っていただけて嬉しかったです。こちらこそ先生に教えていただけて良かったと、今でも思っています。


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