先日から製薬ジェネリックメーカーの製造過程での品質管理が問題となり、薬の供給が滞っていることはニュースとなっていましたが、ここにきてバルプロ酸の供給が完全に止まっています。メーカーへの審査が厳しくなり、薬が市場に出るのに時間がかかるようになったことから、先発品メーカーの薬の需要が増加し、メーカーが対応できない状況になった、ということです。あまりに突然のことで、各薬局も対応ができていないようです。当院から最も処方がたくさんされている薬局は比較的備蓄がありますが、それでもこのままだと来週ぐらいには厳しい状況を迎えることになりそうです。今日も他府県の薬局に一切バルプロ酸がない、ということで当院隣の薬局に薬をお願いした方もおられました。
明日以降、受診される患者さんんでバルプロ酸を服用されている方は、お持ち帰りいただける日数を少し普段より少なくするなど、皆さんに薬が行きわたるようにご協力をお願いしなければならない可能性があります。なにとぞご理解をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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