2019年2月20日水曜日

2月14日堺講演

2月14日、堺で講演の演者をつとめさせていただきました。「てんかんを診断するということ」というタイトルには、てんかんの診断は詳細な問診にもとづいて行われること、検査を頼りに診断をすることをできるだけ避けること、またあいまいな診断(てんかんかもしれない、てんかんが否定できない等)は患者さんにとって心理社会的なインパクトが大きいことをよく考えて避けることなどの意味を込めたタイトルになっております。

といっても、私自身、診断について、診断がついた患者さんをどう支援するかについて悩むことは多々あります。ただ、問診を十分に行って診断や治療方針を考える、という基本を外さなければ、どこかで答えが見つかってくることもあります。そう信じて患者さんの診療を続けていくことが重要なのかもしれません。


2019年2月13日水曜日

2月9日北海道講演

2月9日、札幌にお招きをいただき、「心因性非てんかん発作の臨床的特徴」というタイトルで講演させていただきました。心因性非てんかん発作(PNES)はてんかんの鑑別診断として重要な位置を占めますが、その内容について深く知られているとは言えません。私は数年前にてんかん学会でPNESについて発表を行わせていただいたことがあり、今回その内容も含めて文献的な考察を加えてお話をさせて頂きました。

北海道の先生方がとても和気藹々と勉強しておられることがよくわかり、とても楽しい会でした。講演終了後に皆さんと一緒にお酒を飲み、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

北海道は全道で地元の人がびっくりするほどの寒さでした。そんな中でしたが雪まつりをはじめてゆっくり見ることもできました。北海道の先生方、ありがとうございました。