2021年8月18日水曜日

新型コロナウイルスワクチンの接種状況について

 大雨のさなか、今日の大阪はとても蒸し暑くなりました。ただセミの鳴き声もクマゼミのけたたましいものが減り、残ったアブラゼミの声が中心となっており、夏の盛りを過ぎたことを感じさせてくれます。

新型コロナウイルスワクチンの接種ですが、最近は最低1回は接種しておられる方が多数となってきました。統計は取っていませんが7割以上の方が1回、あるいは2回のワクチン接種を済ませておられるものかと思います。いずれにしても接種が進んでいることは実感します。ただ、残念ながらワクチンが間に合わず、新型コロナウイルス感染症が重症化して入院し、その後、肺の状態が改善しないことから酸素吸入が自宅でも必要になっている方はおられます。もう少しワクチン接種が早く進んでいれば、現在の大変な流行状況を軽減できた可能性もあると思いますが・・・

過去の投稿にもありますように、てんかんの方が接種を控える特段の理由はありません。問診表にてんかんやけいれんの有無を問われる項目がありますが、ほとんどのてんかんの患者さんにとってはほとんど意味のない項目になりますので、「あり」と記載していただいたうえで問題なく接種していただけます。

すでに当院のてんかんの患者さんでワクチンを接種した数百人の方から(発熱や倦怠感、接種部位の腫れなどの一般的な副反応はもちろん一般の方と同様にみられ得ますが)特段問題となる状況はおうかがいしておりません。

早くこの流行の拡大がワクチン接種やきちんとエビデンスに基づいた治療によって軽減していくことを願っております。当院でも地道に感染防御策を続けていきたいと思います。

また話はワクチンからそれますが、豪雨被害に遭われた方々の状況が少しでも早く改善することを願っております。てんかんの患者さんがおられて、何かてんかんに関してお困りのことがありましたら、静岡てんかん・神経医療センターのてんかんホットラインにご連絡ください。てんかんに関してよろずの相談に乗っていただけます。

てんかんホットライン(静岡てんかん・神経医療センター)

https://shizuokamind.hosp.go.jp/contact-address/

2021年8月6日金曜日

夏季休暇について

 暑い日が続きます。皆様体調にはお気を付けください。

当院は8月9日~14日まで夏季休診となります。ご相談がおありの方は期間以外の時期にご連絡をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年4月26日月曜日

緊急事態宣言を受けて

 4月25日より大阪にも緊急事態宣言が発令されました。当院通院中の患者さん方からもコロナウイルス感染症に罹患した、というご報告をいただくようになっており、明らかに感染者数が増えていることをひしひしと感じます。

来院される際には体温など、体調に気を付けていただいたうえでご来院ください。院内も引き続き換気や消毒に気を付け、できるだけ院内滞在時間を減らしていただけるように努力したいと思いますので、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ワクチン接種が早くいきわたり、感染の拡大が抑制されやすくなることを願うばかりですが、皆様におかれましても、今一度減らすことができる外出頻度を減らすなどのご対応をご検討ください。当院受診につきましても、特に他府県から来院される方など、移動に不安を感じる方はどうぞ遠慮なくお電話でお申し出ください。対応させていただきます。

2021年4月7日水曜日

接種の体験談も含め、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について(第2報)

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種、外来でのご質問で最近は最もよくあるものになってきました。関心が高いのは当然ですね。

私自身、外勤先がコロナウイルス感染症を診療しておられる関係で、3月11日、4月1日の2回、ファイザー社製のワクチン(コミナティ筋注)を先行接種させていただきました。

結論から言いますと、2回とも接種部位の肩の痛みがあった程度で、全く問題はありませんでした(2回目は接種したこと自体も意識しておらず、接種2日後に何も考えずに自宅でビールを飲んだところ、痛みが生じて接種したことを思い出した、というものです。お恥ずかしい限りです)同僚の先生方にも発熱や倦怠感を認めた方はいたようですが、今のところ重篤な問題はないようです。

米国疾病対策センターからは、ワクチン接種が済んだ人同士であれば屋内で普通に集合しても問題はなく、コロナウイルス感染症の濃厚接触者となっても症状が現れない限り検査を受ける必要はない、という指針が示されていますが、現時点でマスクや距離をとることについては継続する必要があるとも書かれていますので、診療場面では変わりなく、できるだけ院内が混雑しないような対応をとらせていただきたいと思います。

てんかんをお持ちの方でこの間に新しい情報としては、3月18日に厚生労働省から、自立支援医療で重度かつ継続と判断されている方(てんかんはこの区分に皆さん該当します)は基礎疾患として優先接種を検討するという文言が発表されています。てんかんの方が今のところコロナウイルス感染症が重症化しやすい、という明確なデータはないと思いますが、諸外国の取り組みを参考にしているようです。精神神経学会から要望が出されたことも理由かと思います。他精神保健福祉手帳や療育手帳をお持ちの方も対象にする形で検討されているようです。

参考:新型コロナウイルスワクチンの接種順位等について(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000755192.pdf

こちらにも書かれていますようにこれはあくまでも現時点での検討ですので、引き続き厚生労働省などからの情報発信にご留意頂きますようにお願い申し上げます。

2021年2月19日金曜日

新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種について

 最近になり「コロナのワクチンって打っていいんですか?」「基礎疾患にてんかんは入ってる?」といったご質問を時々お受けするようになりましたので、今お話ししていることを記載させていただきます。


①「コロナのワクチンって打っていい?」

まず、てんかんの方が一般的に予防接種を避けるべきであるという事実はない、ということが前提としてあります。これまでもたくさんのウイルス感染症に対するワクチンが使用されていますが、ほとんどのてんかんの患者さんはワクチンを接種しても、一般の方が経験する可能性がある副反応以上のことは起こりません。

今回のコロナウイルスに対するワクチンについてはまだよくわからないことがあるのは事実ですが、今の段階で接種者に過去のワクチン接種でみられなかったような副反応がある、という話はありません。

ワクチンの接種は感染の予防や重症化の予防といったメリットと副反応のデメリットを考慮する必要があるのはコロナウイルスワクチンも同じことですが、一般の方にとって現時点では接種のメリットがデメリットを明らかに上回るのではないかと考えられます(私も順番が回ってくればすぐ接種する予定です)

ですので現時点でのスタンスとしては、デメリットがある可能性があるが、一般の方に比べててんかんをお持ちの方でそれが特段高くなるという証拠はなく、多くの人にとっては感染予防という効果がもたらされる可能性があります。

②「基礎疾患にてんかんは入っているか?」

単にてんかん、というだけでは基礎疾患にはならないと考えていただいて結構です。それは逆に一般の方に比べて重症化のリスクが高いとはみなされていない、という意味では良いことでもあります。

一方で小児のてんかんで重度の方(日単位の発作、発作に重積しやすい傾向があるなど)てんかんに合併症がある方(脳性まひ、染色体異常など)などは基礎疾患ありと判断されています。

詳しくは

「厚生労働省. 新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患の基準」https://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/dl/s0212-6v_0002.pdf

をご参照ください。

以前にもTwitterではご紹介しておりますが、新型コロナウイルス感染症とてんかんについては国際抗てんかん連盟からも情報が発信されていますので、併せてご参照ください。

よくある質問(てんかんの方とそのご家族向け)

https://www.ilae.org/patient-care/covid-19-and-epilepsy/for-patients/faqs-in-japanese1

2020年12月28日月曜日

年末年始休業のお知らせ

 小出内科神経科は12月28日~1月3日まで年末年始休業となります。新年は1月4日から診療を開始いたします。


今年はコロナウイルス感染症の流行もあり、診療にもいろいろと気を遣う場面が増えた1年でした。診察室のドアの開放など換気を心がける中で待合が寒くなったりして、皆様にもご迷惑をおかけしております。年始からも感染対策をできるだけ取りながらの診療を心がけたいと思っております。

また、初診をご希望の方には毎日平日の午後に時間をしっかりとらせていただく関係から、1日お一人ずつしか診療できないため、1カ月以上お待ちいただく状態が続いております。こちらも大変ご迷惑をおかけしておりますが、なにとぞご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。お住まいから近いてんかん専門医の先生をご紹介したりもしておりますので、お問い合わせはどうぞお気軽に。

皆様今年もどうもありがとうございました。良いお年をお迎えください。


小出内科神経科




2020年10月30日金曜日

当院でインフルエンザの予防接種をご希望の方へ

急に寒くなってきましたね。 十分睡眠をとって、体調を整えていきましょう。

インフルエンザの予防接種をご希望の方がおられましたら、どうぞ早めにご連絡をお願いいたします。今年は接種を希望される方がはなはだ多く、これからの予約分も早めになくなってしまう可能性があります。一般にインフルエンザの予防接種は10月~11月あたりの接種が推奨されてもおりますので、接種を希望される方はどうぞ早めにご連絡ください。

大変申し訳ありませんが、本日以降の予約については、ワクチンがなくなり次第終了とさせていただきます(10月30日時点ですでにご予約をいただいている方は確保しておりますので問題ありません)どうぞよろしくお願いいたします。