2015年1月27日火曜日

看護師さんを募集中です!

小出内科神経科では本年4月から欠員補充のため、看護師さんを1名募集しております。「子育て中なので、子供が幼稚園に行ってる時間帯だけ」「週に3-4日でも」など、ご要望に応じて対応させて頂きますので、ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、当院までぜひご連絡、またはご紹介ください。

小出内科神経科:☎06-6779-2003 メール:koidenaikashinkeika@axel.ocn.ne.jp.

2015年1月14日水曜日

てんかんを公表している著名人⑨ Susan Boyle(Singer,1961~)

当院ではてんかんは小学生以上のお子さんを診療させて頂いておりますが、時々、「子供にはてんかんだと言ってないんです」と、診断をお子さんには伝えていないと仰る親御さんがいらっしゃいます。お子さんがショックを受けないように、という配慮なのですが、これは実はあまり良いことではないと考えます。

インターネットなどでてんかん患者さんの医療相談をみていますと、「小学校の頃に親と一緒に時々病院に行って、赤いシロップ剤をもらってたんです。何で病院に行くのかわかんなかったんです。親も何も言ってくれなくて。今は治療も何もしてないんですけど、あれって実はてんかんだったんじゃないかって・・・。今なにもしてないけど、大丈夫なんでしょうか?自分の子供にも同じようなことがあるんでしょうか?」といった質問を目にします。文面からおそらく小児期に自然に治癒するタイプのてんかんだったのではないかと思われますので、この場合もちろん治療も必要はありません。きちんとした説明を受けていないがゆえに、あとで無用な心配をしなくてはならないということになっているわけです。

親御さん自身にてんかんに対する偏見があり、また子供のことを心配するあまりに真実を全く伝えずに治療をする、ということがまだまだある現状に対し、相手が子供であっても病気の本質、治療の見通しなどを、きちんと説明することの大切さを訴えていきたいと思います。

Susan Boyle(1961~)は2009年のTVオーディション番組で、ミュージカル:レ・ミゼラブルの挿入歌”I Dreamed A Dreamを歌い、大好評を得てアルバムはグラミー賞にノミネートされるなど、一躍スターの仲間入りをしました。日本でも同年の紅白で歌っていたことを思いだします。Susanは小児期にてんかんがあったことを告白していますが、以下のインタビューの中で「私は両親によって真綿にくるまれるように守られていた」とし、両親はそのことを正しいと信じていたと述べています。両親や周囲の人の偏見を打ち破るのは簡単なことではなかった、という感想は、きちんとした知識を親が持ち、子供にもきちんと説明することの重要性を示唆しているように思います。

http://hub.contactmusic.com/news/susan-boyle-reveals-battle-with-epilepsy_1274310

2015年1月5日月曜日

あけましておめでとうございます

皆様あけましておめでとうございます。今年も少しでも患者さんのお役に立てるような診療を行っていきたいと思います。本日より通常通りの診療を開始しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

2014年12月27日土曜日

今年も終わりですね

小出内科神経科の2014年の診療は本日午前中までとなっております。2015年は1月5日より通常どおりの診療となりますので、よろしくお願い申し上げます。それでは皆様、良いお年をお迎えください。

2014年12月17日水曜日

薬は余裕を持って保管しましょう

北海道を含め、全国で大雪となっており、公共交通機関に影響がでているところもあります。当院は大阪市の中心部にありますので、今のところ来院できない、といったことはお伺いしておりませんが、全国的には病気をお持ちの方の通院に支障が出ていなければよいがと思っています。

抗てんかん薬を含む向精神薬は、突然薬が中断されるといったことがあると、病状が突然悪化することがあります。2011年の東日本大震災ではお薬を流されるなどの被害に遭われた患者さんたちが、非常につらい経験をされたことを思いだします。

天災はいつやってくるかわかりません。薬は少し余分を持っておくことをお勧めします。てんかんであれば、病状が安定していて薬があまり変更されないようであれば、2週間程度は受診の時にも残っているように備蓄しておくことをお勧めします。家に薬を置いておく際には、万が一地震などで物が倒れたり崩れたりしても大丈夫なように、取り出しやすいところに分散させて置いておくとよいと思います。担当の先生と相談しておきましょう。

2014年12月4日木曜日

メディカル朝日に書評が掲載されました

今月号のメディカル朝日に「てんかんが苦手な医師のための問診・治療ガイドブック」の書評が掲載されています。

2014年11月29日土曜日

金縛り=睡眠麻痺

以前からときどき、てんかんの相談にいらっしゃる方の中に、「ぐっすり寝ているときに目が醒めたら、体が動かなくて苦しくてもがいているうちに動くようになって、すごく怖かったんです」といったお話をされる方がいらっしゃいます。詳しくお話をお伺いすると、てんかんではなく、いわゆる金縛り、という状態のように思われる方々です。医学的には睡眠麻痺といいます。

もちろん、睡眠中に限って起こるてんかん発作も珍しいものではありません。そのため中には金縛りかてんかん発作か、お話を聞いていても区別が難しく、発作時ビデオ脳波同時記録検査などによってはじめて区別ができるような方もおられますが、多くの場合は特徴の違いから区別することができます。もちろん睡眠麻痺の場合は脳波検査をしても異常はありません。

金縛りは自覚できる症状のため、怖い思いをされている方が心配になって相談されることもよくわかります。通常の、頻度が少ない金縛り状態が寝ている時にだけ起こる、ということであれば、あまり心配されることはありませんが、頻度が多い(たとえば週数回ぐらい)であるとか、意識が曇るといったことがあるようなら、一度は医師にご相談ください。